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小さな町からお届けする本

 



絵本紹介

ギゾギゾ!_表紙

2023年4月3日刊行 国際児童図書評議会(IBBY) 2018年オナーリスト作品

『ギゾギゾ! ゾンゴぬまのものがたり』

 エミリー・ウィリアムソン & ガーナのハッサニヤ・イスラム学校の先生と生徒たち

 さくま ゆみこ 訳


この絵本は、ワークショップのなかで出てきた子どもたちのアイデアでお話を作り、子どもたちが作ったキャラクターをもとにして絵を完成させています。


すこしむかしのことです。
ゾンゴぬまには、たくさんの生きものがくらしていました。
すんだ、きれいな水には、魚がおよぎ、
みどりの草のあいだでは、カエルがうたい
モリンガの木のみきでは、トカゲがあそんでいました。
ぬまはおだやかで、海ともつながっていました。
そして、ぬまのほとりには、なかのいい3びきのともだちが、くらしていました。
カニとカメとクモです。
p3

クモのギゾギゾは、お金もうけのために金鉱会社を設立しました。
ギゾギゾは食べかすや、工場からでる化学薬品、ゴミを沼にポイポイ捨ててしまいます。
お金もちになって、みんなの沼を買うんだから、何をやっていいと思っているのです。
p18
p24

カニとカメは、クモのギゾギゾにみんなの沼の大切さを教えるために知恵をしぼります。
クモのギゾギゾをディナーにご招待。
汚れてしまったゾンゴぬまでとれた魚のフライとケンケをふるまいます。
ギゾギゾは沼の大切さに気が付くでしょうか。
p3
エディカバー

全国学校図書館協議会選定図書 2019年8月19日刊行

『このままじゃ学校にいけません』

 ベン・ブラッシェアーズ 文

 エリザベス・バーグランド 絵

 福本 友美子 訳


文・絵ともにアメリカの新人作家の絵本です。
二人とも小さなお子さんを持つ作家さんで、現代の子どもたちの気持ちをよく表現されていると思います。 繊細な水彩画が、エディの気持ちを細やかに描いています。つらい状況をユーモアたっぷりに乗り切ろうとするエディ。福本友美子先生の翻訳でお届けします。


エディは、学校でうまくいきません。
髪をひっぱられたり、男の子にからかわれたり・・・
エディはチーターになって、男の子にしかえししましたが、
校長先生に怒られてしまい、カメレオンになってやりすごす。
あした学校に行きたくないエディは、とうとうミミズになってしまい・・・
ああ、もうエディじゃなくて 何かほかのものになりたい。
p6
12ひき

エディは、なんとか元気を取り戻すことができたようです。
きっと、エディみたいな気持ちになっている子もたくさんいるはず。
さあ、エディの物語を読んでみてください。きっと、少し元気がわいてくるはず。
p6
12ひき
カバー

 2018年11月5日刊行

『トムがてぶくろおとしたら』


 ジム・エイルズワース 文

 バーバラ・マクリントック 絵

 福本 友美子 訳


バーバラ・マクリントックは『ないしょのおともだち』(ほるぷ出版)や『シモンのおとしもの』(あすなろ書房)など、日本でも多数の邦訳絵本が出版されているバーバラ・マクリントック。
ジム・エイルズワースとのコンビで、ウクライナ民話「てぶくろ」の再話を手がけたのが本作。マクリントックらしい、生き生きとした可愛い動物たちが描かれています。
これまですべてのマクリントックの邦訳を手がけている福本友美子さんの翻訳でお届けします。
子どもたちがお話ししているような、生き生きとした日本語で訳して頂いていますので、読み聞かせに最適です。

 


トムがおとした てぶくろに
こごえた動物たちが つぎつぎと!

アメリカの人気絵本作家コンビによる
ウクライナ民話「てぶくろ」の新しい再話
トム本文
トム本文2
カバー

 2018年9月1日刊行  2010年カナダ総督文学賞受賞作

『なんびきのねこたちおどる?』


 キャロライン・スタットソン 文

 ジョン・クラッセン 絵

 いわじょう よしひと 訳


帽子シリーズ絵本で、日本でも人気のジョン・クラッセンの絵本デビュー作です。
大都会の路地裏で、ねこたちが可愛い衣装を着て、様々な踊りを踊ります。
ジョン・クラッセンの描く夜の街に踊るねこたちが何ともオシャレな作品です。
翻訳はいわじょうよしひとさん。とても平易で親しみやすい訳に仕上げて頂きました。
猫好きの方も、そうでない方も是非ご覧ください。


よるのまちに おどる ねこたち。
2ひき 4ひき 6ぴきと ふえていって・・・
さて ねこたちは なんびきまでふえる?
どようのよるに ろじうらで
ねこたちの たのしい ダンス・パティーがはじまる!
4ひき
12ひき

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